今最も勢いのある女優の一人と言っても過言ではないブレイク必至の伊藤沙莉さん。
そんな伊藤沙莉さんは過去に子役としても有名でしたよね。
今回は、そんな伊藤沙莉さんの子役時代をどこよりも詳しくまとめてみました!
伊藤沙莉は昔は子役だった
プロフィール
名前:伊藤沙莉(イトウサイリ)
生年月日:1994年5月4日
身長:151cm
職業:女優
所属事務所:アルファエージェンシー
デビュー年:2003年
芸能界入りは9歳
伊藤沙莉さんの芸能界入りは2003年の9歳の時。
3歳からダンススクールに通っていた伊藤沙莉さんですが、そこのダンススクールでの掲示板で「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」のドラマの「子役オーディション」を見つけ応募したのがきっかけ。
ダンスをずっとやりたいと思っていた伊藤沙莉さんですが、スクールの友達達とノリで受けたところ自分だけ受かってしまったそう。
伊藤沙莉の子役時代はドラマ『女王の教室』に出演していた!
伊藤沙莉さんの子役時代といえば2005年に放送された「女王の教室」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
『田中桃』役で出演
こちらが女王の教室に当時11歳で出演していた時の伊藤沙莉さん。
あ!あの子が!?
と当時女王の教室を見ていた人ならば衝撃を受けたことでしょう。
ドラマで志田未来さんのような中心人物ではないですが、印象にはかなり残っていますよね!
このドラマでは度々「いじめっ子役」のような生徒を演じており、このドラマがきっかけで他のドラマでも似たような役を演じることも多くなりました。
どちらかというと、この女王の教室では直接的な「いじめっ子」というより、強い女の子の威厳を借りながらいじめる「スネオ」的なキャラでもありましたね。
こちらは「女王の教室」のクラスメイトの相関図。
クラスの中では「ビジュアルキャラ」でもなければ特段目立つようなキャラでもない「普通」なポジションの生徒でした。
しかし、多くの人が強い記憶に残っているように、メインのキャストではないながらもなぜか存在感見せる不思議な子役でもありましたね。
カラオケシーンも有名
https://youtu.be/ve9eyexPOEI
こちらは、女王の教室でも一番の目立ったシーンと言っても過言ではない「カラオケシーン」
小学生ながら「ハスキーボイス」だった伊藤沙莉さんのその声や、意外にお調子者キャラだったことに驚いた人も多いこのシーン。
当時女王の教室を見ていた人であればかなり印象に残っていることでしょうね!
福田麻由子(進藤 ひかる役)とは15年ぶりに共演
また、女王の教室に出演していたこの生徒を覚えていますか?
そう、クラスでも優等生キャラだった「進藤ひかる」こと福田麻由子さん。
実は、この福田麻由子さんと伊藤沙莉さんは2019年に映画『疑惑とダンス』で15年ぶりに共演。
『疑惑とダンス』のトークショー、本日のゲストはさいり!観に行って、結局トークにも混ぜていただきました。久しぶりに会えて嬉しかった。そして相変わらずのトークセンスに爆笑でした。さいり来てくれて本当にありがとう♡
終わったあとの食事会にて。写り込むコムラさん。 pic.twitter.com/FVUc0bf2wa— 福田麻由子 (@fukudama1994) March 6, 2019
プライベートでも福田麻由子さんのTwitterに伊藤沙莉さんと仲の良い姿がアップされ、話題になりました。
こういうスピンオフ的な展開って凄くエモいですよね。
伊藤沙莉の子役時代①その他のテレビドラマ
さて、その他の伊藤沙莉の子役時代の出演ドラマについてご紹介していきましょう。
2003年(9歳)『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』※デビュー作
こちらは、2003年の9歳の時に出演したデビュー作でもありオーディションを受け芸能界入りするきっかけにもなったドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく』
高岡早紀さんが主演で「若返りの薬を飲んでしまい心は大人のままで体だけどんどん子供に戻っていく」というコナンのような難しい設定のこのドラマ。
大人が子供になった姿だということで、ただの子供の役ではなく、そのセリフや行動は大人と変わらず、かなり難しい役柄でしたが見事演じきり当時のネット上で「リアル灰原」として称賛の嵐だったとか。
2005年(11歳)『みんな昔は子供だった』
2005年の11歳の時に出演した『みんな昔は子供だった』
田舎の山村の分校で東京からの留学生を受け入れ廃校の危機と立ち向かうドラマですが、伊藤沙莉さんは4年生の『若槻モモ』役で出演。
マニキュアをしたり、服装にこだわるなど、今どきの女の子を演じました。
2006年(12歳)『たったひとつの恋』
2006年の12歳の頃には亀梨和也さん主演の『たったひとつの恋』に出演。
ヒロインの綾瀬はるかさんが英語教師として勤める中学校の生徒役で出演。
セリフもなく、登場シーンも数回とかなり少なくエキストラに近いレベルの出演でした。
2006年(12歳)『ちびまる子ちゃん』
2006年の12歳の頃に出演したテレビアニメ放送15周年記念ドラマ「ちびまる子ちゃん」に出演。
「仲良しの集い」でまる子のペアになった白河さん役で出演。
女王の教室で定着した「いじめっ子役」をこのドラマでも演じました。
その「ちょっぴり憎たらしい女子感が前面に出たいじめキャラ」は子役時代のある意味伊藤沙莉さんの持ち味でもあったことでしょうね。
2007年(13歳)『わたしたちの教科書』
2007年の13歳の時に出演した菅野美穂さん主演の『わたしたちの教科書』
学校を舞台に繰り広げられる問題を解決していくこのドラマで伊藤沙莉さんはまたもや「いじめ役」に近い山西麻衣役を演じました。
便乗していじめを楽しみつつも、「自身が主導している訳ではない」という理由から、いじめ行為への当事者意識が希薄であり、まったく罪悪感を抱いていない。
そんな中学生っぽいドロドロとした役柄をでした。
2007年(13歳)『オトコの子育て』
2007年の13歳の時に出演した『オトコの子育て』
高橋克典さん主演の妻の急死により子育てに奔走し騒動を巻き起こすホームコメディーです。
このドラマに主人公である凛子の同級生で小学6年生の佐藤美香役で出演。
当時中学1年生の伊藤沙莉さんですが、小学生でも違和感がなく演じきっています。
親友の女優の三吉彩花さんとはこのドラマの共演がきっかけだったようですね。
2008年(14歳)『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』
2008年の14歳の頃にドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』に出演
主演がHey! Say! JUMPの中島裕翔、山田涼介、知念侑李、有岡大貴の4人でもあり話題になったドラマですね。
2話は伊藤沙莉さんがメインのお話で、かなりの存在感を見せていました。
本音を誤魔化すような、『てへっ!』は今でも印象に残っていますよね。
2011年(16歳)『大切なことはすべて君が教えてくれた』
2011年の16歳の頃に出演した『大切なことはすべて君が教えてくれた』
三浦春馬さん主演で先生役で、生徒役には武井咲さん・剛力彩芽さん・広瀬アリスさん・菅田将暉さんなど、かなり豪華なメンツが揃ったこのドラマ。
伊藤沙莉さんはこのドラマはイチ生徒役として出演し、かなり出番は少なく発言することもなくかなり大人しいグループの生徒として出演。
伊藤沙莉の子役時代②映画
2006年(12歳)『イヌゴエ 幸せの肉球』
2006年の12歳の時に出演した映画『イヌゴエ 幸せの肉球』
阿部力さんが主演のドラマですが登場シーンはほんの一瞬で、阿部力さんと同じく犬を飼っている通行人の役柄。
伊藤沙莉さんでなければいけない理由が見つからないぐらいの出番でした(汗)
2007年(13歳)『東南角部屋二階の女』
2007年の13歳の頃に出演した『東南角部屋二階の女』
西島秀俊さん主演の取り壊し寸前のアパートに偶然集まった人々の交流を描いたこのドラマ。
主人公の西島秀俊さんの住む大家さんがやっている小料理屋さんで友達になったお客さんの中学生の娘役で出演。
同じくかなり一瞬の出演でしたが、急に登場し驚いた観客も多いことでしょうね。
伊藤沙莉の子役時代の”あだ名”は「売れない子役」だった?
学校の友人から「売れない子役」とイジられる
子役として数々のドラマに出演してきた伊藤沙莉さん。
しかし、代表作でもあろう「女王の教室」をはじめ、その他の多くの作品でも「チョイ役」としての出演が多かった子役時代。
メインとして出演したことはなく、芦田愛菜さんのような圧倒的な存在感を放ったとは言い難い子役時代だった伊藤沙莉さん。
実際に学校でもあだ名が「売れない子役」だったと語っています(笑)
伊藤 元々はじけた人間で、どっちかというとアウトドア派というか、「ドッジボールやるぞー!」みたいなタイプ。今じゃ考えられないんですけど、そんなに引っ込んでたタイプじゃないんです。だからなおさら、みんなからイジられたんだと思いますね。私、小6ぐらいから中学終わるぐらいまでのあだ名が「売れない子役」だったんです。
しかし、そういう風にイジられ雰囲気を見せらること自体が伊藤沙莉さんのキャラクターでもあり魅力なのかもしれませんね。
「脇役人生」で悩む日々
しかし、一方でなかなか主役級のお仕事がこない当時の子役時代を「脇役人生」と卑下していたこともあったと語ります。
まだ、今ほどお仕事がいただけていないときなんて、脇役人生と思うしかなかった部分がありました。
ただ、そんな境遇を経験し「最近で変わった人生観がある。」そんなことを語る伊藤沙莉さん。自身の女優人生についてこのように語ります。
芸能界は“カチカチ山”だと思っています。最初の頃はマヌケ役を買って出ていましたし。不器用で、万人受けする何かを求められないなら、“もうこれでいくしかない”、“タヌキは、タヌキの人生の主役ってことに変わりはないから”って」。
この、自分の立ち位置を客観的に見て「周りから求められている役割を見つけていく」。そんな考え方に変化してこれたことが、子役時代から息の長い女優として活躍してこれた秘訣でしょうね。
伊藤沙莉の子役時代のまとめ
いわゆる「脇役」としての出演が多く、悩みが多かったであろう伊藤沙莉さん。
しかし、主演者と共演しても揺るぎないその存在感、そして自分の存在感は出しつつ主演者にスポットを当てるその演技。
この伊藤沙莉さんならではの上手さは、子役時代から培ってきた賜物でしょうね。
しかし、脇役から実力派女優へと変貌へと遂げる今現在。やっと時代が伊藤沙莉さんに追いついてきたことでしょう。これからのご活躍も楽しみにしています!
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